窮地を救った「顔芸」
「チャットって顔芸だよなあ…」
という思う事が有ります。
まだ駆け出しの頃、お客さんから
こんなリクエストをされました。
「女の子が感じている顔を見るのが好きなんだ。脱がなくていいし身体も映さなくていいから、ずっとローターをクリに当てててくれないかな?」
私も深く考えずに従います。
最初は良かったんですよ、
ローター当てて顔見せてるだけだし。
ところが事件は突然起こります。
ローターの電池が切れたのです。
この時の私は、まだ経験が浅く
本当にローター当ててました。
ホントはフリで良いものを…。
なので、電池切れになった瞬間
「終わった…」
と絶望したんです。
何とかこの状況を
切り抜けないといけない。
そこで私が思いついたのは
「顔芸」でした。
必要なのはリアルでなくリアリティー
チャットって、
お客さんと直接対面して
接客をするわけでは有りません。
全部バーチャルです。
バーチャルの意味を調べると
「仮想」という意味が出てきます。
そう、仮想世界で
チャットレディは生きています。
全て本当ではなくて良いので、
入れてるフリ、
当ててるフリ、
してるフリ、
感じてるフリ、
全てフリで行って良い仕事です。
ですが、全てリアルではないのは
男女ともに周知の事実なので、
どうしてもお客さんは
「本当にしてる?」
と疑ったり、反応が薄いと感じて
「もっと激しくして」
と要求して来たり
結局こちらが大変な思いを
する事になってしまいます。
なので、よりリアリティーのある
フリを演じないといけないんですよね。
多くの方が、
このリアリティーのあるフリを
声で補おうとします。
ですが声よりも大切な部分は、
表情だと私は考えています。
男性は視覚で興奮し、
女性は聴覚で興奮する、
とはよく聞く話ですが
チャットも例外では有りません。
視覚で刺激した方が、男性には
「本気で感じている」
と錯覚させることが
出来るのではないでしょうか?
声は出ていなくても、
耐えるような表情、
溶けるような表情、
照れるような表情、
色々あります。
声だけ何種類も演じ分けるより、
表情を演じ分ける方が
ラクという方もきっといるはず。
パフォーマンスで
しているフリをするときは、
声だけに頼らず
顔も組み合わせてみましょう。
声のバリエーション×表情のバリエーションで、
自分に出来る事が何倍も広がります。
顔出ししていない人は、口元意識していますか?
チャットでは顔出ししていない、
パフォ中は顔出ししたくない、
という方は多いと思います。
出していない方から
「顔芸なんて無理!」
という声が聞こえてきそうですね。
そんな顔出ししていない方、
口元は出していますか?
いくら顔出ししていないから
と言って全く顔が
見えない状態だと、お客さんは
「この子は本当に感じてくれているんだろうか?」
と不安になってしまいます。
ですので、出来る限り口元で
表情を演出するのがおすすめです。
これはAVなどを見ても参考になります。
表情の研究としてみる時、
きっと女優さんの顔全体を
見ると思うのですが
口元を手で隠して目の表情だけ見てみるのと
目元を手で隠して口の表情だけ見て見るのを
恐らく印象が違うはずです。
目の表情より、口元の表情の方が
バリエーション豊富だと思います。
リアリティーは顔芸で補填!
チャットで男性は、女の子に
直接触れるわけではないので
「演技?本当にしてる?」
と確認するしか有りません。
なので不安になって
「気持い?」
「もっと喘いで」
「ザラザラした所触って」
「イッて良いよ」
とやかましく要求し続けます。
なので男性が不安にならないよう、
しているフリに、
よりリアリティーを持たせると
こちらが主導権を握りやすくなります。
顔芸+しているフリで、
責められているように見せながら
こちらがパフォの流れを
リードしやすくなりますよ。
さあみんなでレッツ顔芸!(笑)